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みずぼうそうワクチン
みずぼうそうワクチン

みずぼうそうワクチンとは?

どんなもの?

みずぼうそうを予防します

みずぼうそうのワクチンは、病原性を弱めたみずぼうそうのウイルスを用いた生ワクチンです。このワクチンを接種すると、自然のみずぼうそうに感染した場合と同じように免疫が得られ、その後感染を受けたときに発症しないか、発症しても症状が軽くすみます。

ワクチンの効果は?

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みずぼうそうのワクチンを接種すると、90%以上の人はみずぼうそうウイルスに対する免疫ができます。ただ、1回接種だけでは、約20%くらいの人はみずぼうそうを発症するといわれています。(この場合でも多くは自然感染した場合の症状に比べて軽くすみ、重い合併症などにかかる危険性は低くなります。)
なお、より確実に強い免疫を得るために、定期接種では2回接種が導入されています。

また、みずぼうそうにかかっている人と接触してから72時間以内にワクチンを接種すると、発症の防止、症状の軽症化が期待できます。ただし、みずぼうそうは発疹が出始める1〜2日前から感染力があるといわれていますので、接触した時期がはっきり判らず、効果が得られない場合もあります。

副反応にはどんなものがあるの?

ワクチンを接種した後、接種した部分が赤くはれたり、発熱したりすることがあります。また接種後1~3週間ごろに、発熱や発疹などみずぼうそうのような症状が出ることがありますが、一過性で通常、数日中に消失します。また、まれにアナフィラキシーなどが起こることがあります。
接種後、気になる症状があれば、かかりつけのお医者さんにご相談ください。

みずぼうそうワクチンは、「自分のため + みんなのため」

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みずぼうそうは軽い症状ですむ病気と考えられがちですが、まれに重い合併症が起こることがあります。
大人や基礎疾患のある子どもがかかると重症になることもありますし、特にリスクの高い免疫力の低下した患者さんはワクチンを受けたくても受けられないことがあります。
このような患者さんたちを守るために、みんながワクチンを受けることによって、みずぼうそうの流行をなくすことが大切です。

周囲でみずぼうそうの流行があったときに「うつしてもらえばいい」と考えることは危険です。みずぼうそうは予防できる病気です。自分がかからないのはもちろん、人にうつさないためにもワクチンでしっかりと予防しましょう。

どんなもの?